DX時代に役立つプロジェクトマネジメント

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プロジェクト計画で要件のFIXを後回しにさせない方法

ITプロジェクトは、プロジェクト計画で大枠でクライアントニーズを掴み、要件定義工程で詳細な要件に落とし込みます。

この段階でクライアント要件をFIXさせます。

しかし、全ての要件がこの工程でFIXするのは難しいこともあります。

クライアントの要件の中には、要件のFIX作業を進めるにつれて、社内調整が困難で、必要以上に時間が掛かることがあります。

そのため、プロジェクト計画の中で、社内で調整が難しい要件については、これらをWBSとスケジュールに反映して下さい。

⚫︎クリティカルパス

⚫︎マイルストーン

 

こんにちは、ゆーろーです。

冒頭はiPM naviのコラムの引用です。

 あなたも経験があると思いますが、要件定義のFIXの面倒さと難しさを…

顧客の要件って、プロジェクト計画の段階で大枠は見えています。

そして、要件定義工程で詳細を詰めていくのが通例で、全ての要件がFIXすることが理想ですよね。

しかし、顧客の社内事情等があり、完全FIXは夢のまた夢では無いでしょうか?

そのことを分かっているにも関わらず、PMは、要件定義工程でFIXさせるようにWBSやスケジュールを作ってしまいます。

PMであれば、無理・無茶・無駄をリスクと捉えて、事前に排除しなければプロジェクトは炎上します。

 

🔥 炎上させなための攻略法が分かるコラム

iPM naviで紹介されているプロコンサルの平山 理さんが書いたコラムで、

『プロジェクト計画で要件のFIXを後回しにさせない方法』

を読むことで、ヒントが得られます。

このコラムは、SIerに勤務している若手PMが、

要件をFIXさせるのが下手のプロジェクトでトラブルを起こしてしまう、

という相談に平山理さんが答えものです。

👍 このコラムは

むずかしさ :★★☆☆☆(PM初級者向け)

ボリューム :★★★☆☆(5分-8分で読める)

気付き学び :★★★★★(要件は難易度で分類)

お役立ち  :★★★★★(要件FIXの攻略法)

仕事の実用性:★★★☆☆(関連スキルを身に付けてから)

 

👀 コラム情報

コラミスト:平山 理さん

発信元:iPM navi


配信日:2022年10月31日

 

コラムでは、要件をFIXさせるには、こんなことを提唱しています。

☘️ クライアントの社内事情を考量すると、要件定義フェーズで全ての要件をFIXするのは難しいもの。

☘️ クライアントの事情に合わせて要件定義ではFIXできない要件と、そうでない要件を分類する。

☘️ 分類した単位でWBSのタスクネットワークを作り、クリティカルパスマイルストーンを設定。

 

ここで、大事なのがプロジェクト計画の段階で、要件を4つのパターンに分類しておくことだそうです。

【パターン1】
社内調整が順調に進めタスクが単独で進行する。

【パターン2】
社内調整が難航すると思われるタスクが単独で進行する。

【パターン3】
社内調整が難航すると思われるタスク(先行タスク)と社内調整が順調に進めタスク(後続タスク)が連携してタスクが進行する。

【パターン4】
社内調整が順調に進むタスク(先行タスク)と社内調整が難航すると思われるタスク(後続タスク)が連携してタスクが進行する。

 

👀 もっと深く知りたい方

この4つのパターンを使って、クリティカルパスマイルストーンを設定していきます。

 

☘️ どんなふうに設定するのか?

☘️ 相談者のお悩みをどのようなアプローチで解決したのか?

このようなことを、お知りになりたい方は平山 理さんのコラムに答えがあります。

コラムはこちらです

www.abmtraining.net

最後まで、読んでくれて有難う御座います。

P.S.

iPM naviのコミュニティでは、こんな質問がありました!

『要件定義の工程の中で、パターン1から4をタスクとして盛り込むべきか?、それとも要件定義工程と並行して別工程を作った方が良いのか?』

プロコンサルの方が回答されていますので、ご興味があればコミュニティでご覧ください。